見出し画像

【第1話】ひとりで複数機器は当たり前のこの時代、みるみる増えるデバイス…。お家のコンセント、その数で足りますか?!

新築戸建てを予定している鈴木さん一家。このシリーズでは、お家を建てる際に重要な「配線テクニック」に関する情報を計5回に分けて配信します。
快適にくらすために役立つ「配テク」がたくさん出てきますので、みなさんも鈴木家と一緒に考えていきましょう!

POINT1『コンセントの数は、2畳あたり1カ所が目安。』

コンセントの数は、2畳あたり1カ所(2口以上)が目安です!たとえば8畳なら4カ所のコンセントを部屋の対角線上に分散させて取り付けると、ほとんど延長コードなしで家電製品が使えるんですよ。
分散させることによってタコ足配線も防げて一石二鳥ですね。家族が集まるリビングや、家電製品が集結するキッチンは「多めにコンセント設計」がおすすめです!
鈴木さまのように一戸建てをご検討中の場合、各階のイメージはこのような感じです。

POINT2『防火のためにも、しっかり計画。』

家具の裏で配線コードがホコリをかぶったままという状態に心あたりはありませんか?これは火災を呼ぶような危険な状態なんです。
防火のためにも、家具の配置などもしっかり計画を立てましょう!

POINT3『器具が増えても困ることがないよう、コンセントは多めに。』

家が建ってからコンセントを増やすのは余計なコストが多くかかってしまうんです。
それは工事が始まってからの設計変更も同じです。手間も費用もできるだけ最小限に抑えたいですよね。
使う家電製品があとから増えても困らないよう、コンセントはあらかじめ多めに設置しましょう。


POINT4『スイッチ・コンセントの高さは用途ごとに設置。』

掃除機用はかがまなくてもいいように、温水洗浄便座用は水滴が飛ぶことを考えて機器から少し離して…など、用途ごとに設置位置を考えると良いですよ。
コンセントは抜き差しの頻度も大きく関係してくるので、そのコンセントでなにを使用する場面が多いのか想像し、器具の特性を考えて高さや位置を決めるのがポイントです!

POINT5『同居するご家族に配慮した環境づくり。』

スイッチは床上110~120cm程度の高さに設置されるのが標準ですが、ご高齢の方や身体の不自由な方がいらっしゃる場合は少し低めの約100cmにすると負担が軽減されます。
コンセントの高さは、通常より少し高めの40~45cmがおすすめです!
一緒に暮らすご家族に合わせて配線環境をつくっていきましょう。

ひとりで複数デバイスが当たり前の時代だからこそ、それぞれのご家庭に合わせた工夫で皆さんが快適に過ごせるお家にしていけると良いですね!

第2話では「コンセントはどこにどれくらい付けたらいいの?」を解決すべく、『配線の位置決めに関するポイント』についてお教えします!

次回もお楽しみに!


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!