マガジンのカバー画像

Panasonic DESIGN STORY

6
照明、コンセント、スイッチなど、電気設備商品のデザインに込められた想いを、 パナソニックのプロダクトデザイナーがご紹介。
運営しているクリエイター

#配線器具

「背景」としてのデザイン—103年目の革新。

家の中にいくつもあって、あなたも1日に何度も無意識に使っているもの。目立たないけれど、便利で快適な暮らしに欠かせないもの。 ――さてさて、これは何のことだと思いますか? (ヒント:⇩の記事冒頭にも答えが…!?) ・・・わかりましたか? 答えは……「配線器具」! つまり、コンセントや照明スイッチです🔆 私たちの生活に欠かせない配線器具。すでに1970年代ごろには現在の製品の原型となる製品が発売されていて、「長い歴史の中で、あまり姿形や機能は変わっていないのでは?」と思わ

照明設計のあり方を変えた、6つの「プランニングコンセプト」とは

夜の時間がどんどん長くなるこの時期🌙 あったかい自宅で、の〜んびりまったり過ごしたいですよね。 アロマやBGMなど室内のリラックス度を高める方法はいろいろありますが、おすすめなのは「あかり」をうまく使った空間づくり。 でも、あかりをうまく使うって、具体的にどうすれば良いのでしょうか。 温かみのある白熱灯に変える?おしゃれなデザインのセードを選ぶ? 「まず、“あかりと空間の関係性”を考えることが大切です」 そう話すのは、パナソニックのインテリア照明デザインを担当している吉

配線器具に「上質で静かな存在感」を

突然ですが、イメージしてみてください。 あなたは今、リゾートホテルにいます。 遅めのブランチを食べた後はテラスでのんびり読書。うたた寝から目覚めると、いつの間にか目の前に広がる海は美しい夕日に染まり始めています。 暗くなりつつある室内にあかりを、とスイッチに手を伸ばす――、 と、その時。 もしも…壁に設置されたスイッチが自宅と同じモノだったら…。せっかくの非日常から現実へと一気に引き戻されてしまうと思いませんか? 空間の中で目立つ存在ではないけれど、人々の快適な暮らし