新しい協業スタイル!スタートアップ×パナソニックの取り組みに迫る
パナソニックは「アクセラレータープログラム」という、スタートアップと共創し、「くらしインフラ」の変革を通じて「いい今日と、いい未来、どちらも創る挑戦」を行っています。
多数応募いただいたスタートアップの中から2022年11月に9社が選ばれ、共創を開始。2023年3月22日に「デモデイ」として、その成果を発表し、各賞が決まりました!
最優秀賞に選ばれたのは、株式会社CyberneX(サイバネックス)。
「脳情報を活用したリアリティある快適空間の創出」という、ワクワクするようなテーマで、パナソニックも熱意をもったメンバが参加し、ワンチームとして取り組みました。
このチームは株式会社CyberneXのみなさんと、〝公募プロモーター〟として自ら参加したパナソニック エレクトリックワークス社のメンバーが加わり、ガッチリとタッグを組んだもの。
打ち合わせでは話し合いが白熱して、毎回予定時間を大幅にオーバーする……そんな熱いチームです。
CyberneXの脳波計測・分析技術とパナソニックの空間ソリューションがマッチ
それでは、株式会社CyberneXとパナソニック エレクトリックワークス社(以下EW社)の共創を簡単にご紹介します。
株式会社CyberneXは脳波計測と分析技術により、空間価値の可視化を実現します。同社のイヤーピース型デバイスを使うと、脳波を楽に測定できるので、計測するみなさんの負担も減らせるのです。
EW社はこれまで、空間ソリューションを主な事業として展開してきました。しかし、ユーザーのみなさんにその効果を示す客観的なデータを提供する手段がないことが悩みでした。
そこで、株式会社CyberneXと協業し、モビリティ空間での光演出や照明の効果を脳波で計測。その分析結果を元にして空間のアップデートを図り、パナソニック アビオニクス社と連携して航空機で飛行中の快適空間の提供を検討しています。
そして、モビリティに限らず、様々な空間ソリューションに展開していきたい……夢は膨らんでいます。
2人の公募プロモーター加わり、プログラムが一気に加速
株式会社CyberneXとの共創は、EW社の部門プロモーター、杉浦を中心メンバーとして始動しました。そこに加わったのが、西村と矢吹です。
西村は、工場の生産設備開発に従事し、2022年4月より空間ソリューションを担当。
矢吹は入社以来営業セクションで、現在は首都圏住宅電材営業所で大手ハウスメーカー向けの営業を担当しています。
二人に公募プロモーターへ加わった理由を聞いてみました。
そんな思いから、株式会社CyberneXとEW社のライティング事業部が行うチームに、西村と矢吹が加わりました。そのマッチングにより、この協業の輪はEW社内へさらに広がっていきました。
西村は元々物作りの技術職。
その知見を持ちあわせて、現在担当する空間ソリューションでは、商品をどう生み出すか、サービスをどう生み出すかを日々考えています。まさに、今回のアクセラレータープログラムを商品やサービスへと発展させる、重要な〝加速〟の役割なのです。
そして、矢吹は西村をサポートしつつ、空間ソリューション以外へのビジネス展開を、チームで検討していきました。
公募プロモーターとして自身も成長。次のビジネスへと繋げる
公募プロモーターとして参加した西村と矢吹。株式会社CyberneXと話すたびに毎回、その熱い想いに圧倒されたといいます。
西村は自身の業務、空間ソリューションへのビジネス展開に想いをはせます。
「公募プロモーター賞」を受賞。そこで感じたことは…
今回のアクセラレータープログラムで、西村と矢吹は「公募プロモーター賞」に選出!
周りからは「最優秀賞も公募プロモーターも、チームで全部獲っちゃったね!」といじられつつも、「おめでとう」という声を各方面から受け取ったそうです。
また、二人は今回の活動を通じて、スタートアップと組むことで「ひとりひとりがチャレンジ」すること、「異業種と仕事をするからこそ受ける刺激」を大いに感じたそう。
普段得ることのできないような新鮮な刺激を感じられるのは、アクセラレータープログラムならではの醍醐味ですね!
__さぁ、パナソニックのアクセレータープログラムはまだまだ続きます!
2023年度も新たなプログラムの開始を予定しています。
次の公募プロモーターにも、二人が感じたチャレンジ精神をくすぐる、新たな刺激ある共創が待っているかもしれませんね。